成績上位者ほど希望校に合格
予想通り、成績上位者ほど希望校に合格しています。
「上の方」と答えた生徒の54.7%が「はじめからぜひ入学したかった高校」、23.3%が「はじめからやや入学したかった高校」への進学を決めているということなのです。
他方、「中の下」や「下の方」でも、3割強は「はじめからぜひ入学したかった学校」に、そして、「はじめからやや入学したかった学校」を加えると5~6割が「希望する高校」への進学を果たしたというけっかがえられていますね。
「第1志望校」かどうかを受験方法と関連させてたずねた表からは、成績上位者は「複数の高校を受験し合格すること」で、成績下位者は「単願」によって、という「戦略」の違いはありそうです。
しかしながら、「希望する高校への進学」は今日かなりの程度、実現されているとみることができるのではないでしょうか。
〔注〕*「あなたが進学する高校は、偏差値ではだいたいどのランクにあてはまりますか」という質問に対して、「62以上(18.9%)」「61~55(18.7%)」「54~50(18.9%)」「49~45(12.6%)」「44以下(10.7%)」「わからない(20.2%)」の6つ選択肢で回答させています。
( )は得られた結果になっています。
以下の分析のなかでは、各グループの比率がほぼ同じ(20%前後)になるように「49~45」「44以下」の2つを1つにまとめ「49以下(23.3%)」として比較を行ったものになっています。
教育現場から偏差値が追放されたことで、生徒たちに「自分が進学する高校のランク」をたずねても答えられないのではないかと思われました。
でも、「わからない」は2割に止まっているということでしたので、
「ものさしとしての偏差値」はまだ健在というけっかでした。
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